【日本は大丈夫?】「世界の子育てがしやすいランキング2020」から分かる子育てしやすい国・しにくい国

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こんにちは、たろう先生です!
今回は、アメリカの有名ジャーナルサイトから発表された、
「子育てがしやすい国ランキング2020」という、ランキングから、
日本の世界における順位と、上位の国々について見ていきたいと思います!

【この記事で分かること】

1:世界の国々(OECD35カ国)と比べての日本の子育てのレベル

2:世界にはどのような子育てに向いている国がある

3:もし、海外移住を考えるならどこの国がいいのか

今回の記事はこのようなあなたにおすすめ!
・世界の子育て事情が気になる人
・日本の子育てについて不安がある方
・教育移住を検討したい方

「子育てがしやすい国ランキング2020」について

最近では、よく「教育移住」という言葉を聞くようになった。教育移住とは、その名の通り子どもへの教育の為に他の国に移住し、生活、教育を子どもに与えるというものです。

わたし、たろう先生も教育移住についてとても気になり日頃調べております!

子どもも、結婚もまだしていないのですが、将来子育てをするなら、必ず海外の環境に触れてほしいと願っています!

そんな、私のような若者から、現在子育て中のお父さん・お母さんにも必見のランキング、

「子育てがしやすい国ランキング2020」(著者訳)が発表されていました!

2020版なので、少し過去のものですが、それでもコロナ禍に発表されているので、信頼性が無くなってはいない思います!

それでは、ランキングについて詳しくご説明していきたいと思います!

アメリカのジャーナルサイトによるランキング付け

このランキングは、アメリカの「Asher&Lyric」というサイトによる独自調査、発表されているランキングです。

このサイトは、Asher Fergusson氏と、Lyric Fergusson氏という二人を中心に運営されているもので、

統計学の専門家であり、子育てをしながら世界中を旅しているAsher氏などにより、

世界の人権や、健康などを中心に情報発信をしているサイトです。

https://www.asherfergusson.com/raising-a-family-index/

※こちらの記事、ランキングを参考に今回は執筆しております。

ランキングの項目について

このランキングは、世界の国々の中でも、OECD加盟国35ヵ国を対象としたものとなっています。

基本的に、6つのカテゴリーに分かれており「安全性」「幸福度」「コスト」「健康」「教育」「子どもと過ごす時間」という、子育てをするうえで重視されるものを中心に評価されています。

左から順に、「安全性」「幸福度」「コスト」「健康」「教育」「子どもと過ごす時間」となっております。

それぞれの項目には、さらに細かく5つの小項目が設けられており、より詳細な情報を知りたい方はぜひ元記事もご覧くださいませ。(上記の掲載記事から飛ぶことが出来ます)

こちらは、安全の小項目です。左から順に「殺人発生率」「Gallupにより、人々の安心感評価」「紛争・軍事化などによる安全性とセキュリティ」「教育機関における銃犯罪率」「人権の保護・尊重」

今回は、こちらのランキングの中から日本の順位や、上位の国々についてのみ取り上げさせていただきます。

それでは、さっそくランキングについて詳しく一緒に見ていきましょう!!

もし、このブログに少しでも興味がありましたら、「子ども留学について」や、「留学」「子ども教育の現場」などについて記事を書いているのでよかったらほかの記事も気軽にご覧ください!

日本の順位は?

それでは、さっそくですが皆さんが一番気になっていると思う日本の順位を見ていきたいと思います!

皆さんは何位くらいだと思いますか?ぜひ記事を進む前に予想してからご覧ください!
ちなみに私は、上位7位くらいに入ってればうれしいなと思ってました…

気になる日本の順位は?

では早速、日本の総合順位を発表していきたいと思います!

それでは、こちらをご覧ください!!

この表は、ランキング中の日本の前後だけ切り抜いてきました。

一番左の「JAPAN」の隣にある数字がランキング順位なので日本は何と「25位」….

そうです、日本はOECD加盟国35ヵ国中なんと、25位というなんとも振るわない結果となってしましました

細かく見ていくと、それぞれの評価は、安全性「A-」幸福度「F」コスト「F」健康「D」教育「A」子どもと過ごす時間「Fとなっております。

安全性と、教育では高い水準の「A」と、「A-」なのになぜこんなにも低い順位となってしまったかというと、

このランキングで最低評価の「F」が3つもついてしまっていることが原因かと思います。

こちらではそれぞれの国の詳細については発表されていないので、あくまで推測をするしかないのですが、

なんと、日本が35ヵ国中ワースト3位という不名誉な項目を一つ見つかりました。

それは、「幸福度」でした。以下の画像をご覧ください。

小項目はそれぞれ左から、「自由度」「幸福度」「自殺率」「LGBT+認識」「家族収入の不平等度」となっています。

ちなみに、幸福度の上位の国はこのようになっております。

「自由度」の項目は、そこまで変わらないにしてもその他の項目で大きく差がついてしまっています。

右側のグレーの部分が幸福度の総合計数値となっているのですが、約7倍もの開きのある数字となりました。

やはり、幸福度だけで見ても比較的に北欧、ヨーロッパの国々が高い評価を得られているのが分かるかと思います。

ランキング上位はどんな国があるの?

それでは、続きまして総合ランキング上位の国々を見ていきたいと思います!

その結果がこちらです!

上位1位から順番に、「アイスランド」「ノルウェー」「スウェーデン」「フィンランド」「ルクセンブルグ」となっておりました。

しかも、この五か国なんと、

全て、ヨーロッパと呼ばれる国々なのです。

このランキングから、いかにヨーロッパが子育てしやくい国なのかが分かるかと思います。

特に上位4か国は、全て北欧と呼ばれるエリアの国でありヨーロッパでも、特に北欧諸国は世界の中でも子育てがしやすい国が多いことが判明いたしました。

北欧には、「Hygge(ヒュッゲ)」という、言葉が深く根付いており、この言葉は日本語に訳すと「くつろぎ」「憩い」のような意味で、仕事も大事だけど、それよりも個人を大切にすること、お互いを尊重し、プライバシーや人権を守ろう!という、気持ちがとても重要とされている文化的背景があります。

そのような背景から、「社会民主主義」という考えもあり、それぞれの諸国の税率は50%と日本では考えられない税率を誇ってはいるのですが、税金はしっかりと社会福祉や、環境問題への取り組みとして、国が責任をもって社会に貢献する基盤が出来ている国が多くあります。

そのような、背景もあり今回のランキング「子育てがしやすい国」では、上位を独占することが出来ているのではないかと思います。

最後に

ここまで、この記事をお読みいただき誠にありがとうございました。

いかがでしたでしょうか?皆さんが予想した、日本のランキングはあったいましたか?

今回取り上げさせていただいたランキングでは、残念ながら25位を健闘を奮わなかった我が国ですが、

「教育」の観点だけ見ると、総合ランキング上位5ヵ国より高い評価を得ることが出来ていたり、

世界に誇れる日本としての評価を十分に発揮できているところもあります。

このランキングは、あくまでそれぞれの国で自国民が子育てをすることを前提として、

考えられている部分があることは否めないのですが、それでも世界から見た日本の立ち位置や、

ほかの国における子育てのレベルを知ることが出来たのではないでしょうか?

私個人的な感想を最後に書かせていただきますと、ランキングは低いにしろやはりまだ日本は、

世界的に見ても教育水準はとても高い国だと思います。今回の、カテゴリーには入っていなかったですが、

子育てをするうえで大切な子どもがどのような人になってほしいかという願い、

人としての誠実さや、優しい子に育ってほしいなど、特に誠実さなどは、大人子ども関係なく、

世界でも日本がトップレベルで誇れる国民性だと思います。そういった子に育てるためにも、

やはり日本での教育はとても捨てがたく、大切な時間を過ごすことが出来ると思います。

一方で、子どもと過ごす時間や、子どもの幸福度など、子どもの幸せを願う上では外せない部分は、

目をつむることが出来ない部分だと思っています。

そこで私が将来子育てをするときは、日本での教育期間も大切に、そのうちの数年間は、

教育移住という形で、世界の国々を子どもに見せてあげられたらなと思います。

今は、北欧に教育移住が出来たらいいなとひそかな気持ちを抱いていることをお伝えして、

本日のこの記事を締めさせていただきたいと思います。

ぜひ、みなさんが気になった国や、疑問に思ったことなどありましたら、

お気軽にコメント欄や、たろう先生のSNSまでコメントし共有いただけると、

これからの励みにもなりますし、みんなで意見を共有することでより深い学びにつながると思いますので、

どんどんご投稿くださいませ!

海外留学についてや、子ども留学について気になった方は、ぜひこちらの記事もご覧ください!